レッドチェスナット (レッドチェストナット)

2022年5月9日

フラワーエッセンス・レッドチェスナット (レッドチェストナット)

レッドチェスナット (レッドチェストナット)

エドワード・バッチ医師はレッドチェスナットを「恐れや心配」があるときに助けになるフラワーエッセンスのカテゴリーに分類し、「人の心配をせずにはいられない人」に勧めています。

自分の愛する人に何か悪いことが起こるのではないかという恐れや心配で心がいっぱいになってしまうことはある程度誰にでも起こることかもしれません。

とくに親しい人間関係、「面倒を見る、見られる」という関係で、面倒を見る側があまりに「面倒見役」を引き受け過ぎてしまうと、相手の心の領域にまで侵入してしまうことがあります。その状態で相手に「もし~がおこったら…」と想像して心配しすぎることは、相手にとっても自分にとってもエネルギーの消耗をまねきます。

レッドチェスナットは、相手にばかり向けられた意識をもう一度自分のうちに戻して、深い愛情と信頼を土台に相手を思いやるときの、温かく自由なつながりを思い出させてくれます。

植物としてのレッドチェスナット(ベニバナトチノキ)は、ホワイトチェスナット(セイヨウトチノキ:Aesculus hippocastanum)とアメリカアカバナトキノキ(Aesculus pavia)との交配種です。

そのことを考えると、フラワーエッセンスとしてのホワイトチェスナットチェスナットバッドが共有している、繰り返すパターンを落ち着ける作用を、レッドチェスナット(もし~が起こったら…という止まらない心配を落ち着ける)も共有していることがわかります。

レッドチェスナットのフラワーエッセンスによって目覚める深い愛情と信頼に基づく思いやりは、レッドチェスナットの花が満開になったときの樹の姿に表現されているように思われます。花が咲くと、それまでまとっていた空気とは違って、樹全体が何とも言えない柔らかで豊かな空気に満たされます。

満開のレッドチェストナット

フラワーエッセンス・レッドチェスナット (レッドチェストナット)の性質

・穏やかで深い愛情と信頼に基づく配慮をもって、人を気遣うことができる。

【経験しやすいパターン】
・健全な思いやりの範囲を超えて、他者(特に自分の愛する人たち)に何か悪いことが起こるのではないかと心配しすぎる。

日常生活で使う

・身近な人について「もし~になったらどうしよう」という心配がとまらないとき。そのような心配で眠れないときに。

植物としてのレッドチェスナット (レッドチェストナット)の特徴

トチノキ科トキノキ属 学名:Aesculus carnea

バッチフラワーレメディーの中にはトキノキ科の植物からつくられるエッセンスが3つあります。

・ホワイトチェスナット(セイヨウトチノキの花)
・チェスナットバッド(セイヨウトチノキの新芽)
・レッドチェスナット(ベニバナトチノキの花)

ベニバナトキノキはセイヨウトチノキ(ホワイトチェスナット:Aesculus hippocastanum)とアカバナアメリカトキノキ(Aesculus pavia)の交配種です。

セイヨウトチノキは樹高30メートルにもなる高木ですが、アカバナアメリカトキノキは低木です。その交配種であるベニバナトキノキは8~10メートルくらいの樹高になります。

京都では5月の初め頃花を咲かせます。大きな円錐形の花序をたくさんつけますが、すべてが両性花ではなく、雄花と両性花が入り混ざっています。

レッドチェストナットの花序

花は花弁が4枚、雄蕊が7本、萼は先端が5つに分かれています。花弁の縁はなめらかではなくて細かい不規則な突起(簡単に言うとギザギザ)がたくさんあります。葉から萼、花弁という形の変化を見てみると、葉にも萼にも同じようなギザギザを見ることができます。

レッドチェストナットの花
レッドチェストナットの葉

花が咲き終わった後のレッドチェスナット (レッドチェストナット)

レッドチェスナットの果実
レッドチェスナットの果実

レッドチェスナット (レッドチェストナット)の動画

参考文献

・ジュリアン・バーバード/マーティーン・バーナード 『Dr バッチのヒーリングハーブス』スミス マキコ訳 BABジャパン、2003

・Edward Bach, The Twelve Healers and other remedies, CW Daniel Company, 1936

・Jessica Bear, Practical Uses and Applications of the Bach Flower Emotional Remedies, Balancing Essentials Press, 1990

Posted by admin_takahara