花・・・植物界と動物界が浸透し合う境界

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花は私たちの内なる自然に語りかけ、私たちはその声に耳を傾けることができる。・・・花にはなぜ、そしてフラワーエッセンスにはなぜ、私たちの心に語りかける力があるのでしょうか。そのことを考えてみましょう。

 

 

たとえば、私たちが春にサクラの花が咲くのを楽しみに待つことができるのは、サクラに一年を周期とする自然の営みがあることを知っているからです。植物は基本的に自然のサイクルから外れるという選択がないので「サクラは毎年春になるとちゃんと咲いてくれる。サクラはすごいなあ」ということになります。

 

サクラ

 

 

一般的な植物の自然のサイクルの中で生長し繁茂していく過程を考えてみると・・・、たとえば風に乗って運ばれ大地に落ちた一粒の種は暗い土と石の世界で眠ります。季節が訪れ眠りから覚めると、地下の土の世界へと根を伸ばしていく一方で、地上の世界に芽を出し、空に続く空間へ、光にむかって伸びて広がっていきます。土の世界から養分を取り入れながら、光に向かって伸びていき、光を受け取る葉を茂らせる。そこにはもっとも植物らしい緑の世界があります。

 

サクラ

 

この生長し繁茂していく過程の中で種(しゅ)の情報を次の世代へと受け渡す準備が始まります。拡大してきた葉は今度は次第に収縮していき、花茎が伸びて萼が現れます。そして、萼の後にはそれまでの緑の世界とはまったく様相の異なる、豊かな色彩や香りをもった花が出現します。花は花粉や蜜を求めてやってくる昆虫たちと出会い、彼らと触れ合います。それによって受粉が成立する植物もたくさんあります。

 

サクラ

 

種(しゅ)の情報を次の世代へと受け渡すというもっとも重大な作業の核心部分を動物界との接触に託すという自然の在りようは、格段特別なことのようには考えられないかもしれませんが、僕には物凄いことに思えます。

鉱物、植物、動物、人間のそれぞれの世界が互いに関連をもちながら存在している自然界で、互いの世界が重なり合うというか、浸透しあうというというか・・・、そういう境界があって、花は植物の世界と動物の世界とがいくぶん浸透しあっている領域だといえます。

 

サクラ

 

しかも、花は植物が生長し繁茂していく過程と、衰退し枯れていく過程の境界でもあり、自然のサイクルの極点でもあります。植物の形や、色や、成長のパターンや、時間との関係や、環境とのかかわりや、・・・そうしたあらゆるの情報が次の世代に受け渡されるように、もっともエネルギーの集中した形で準備される瞬間でもあります。

 

サクラ

 

フラワーエッセンスが私たちの心の深いところに語りかける力をもっている、もっとも大きな理由はここにあるんだと思います。他のエネルギーレメディと違うところは、植物の世界と動物の世界が浸透し合う「花」からつくられることで、だからこそ、私たちの心はフラワーエッセンスを通して自然の言葉に耳を傾けることができるのだと思います。

 

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参考文献:J. ボッケミュール『植物の形成運動』 耕文舎

 

 

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