フラワーエッセンスの選び方
解説文から選ぶ方法フラワーエッセンスの選び方
フラワーエッセンスの選びかたにはいくつか方法がありますが、ここでは解説文から選ぶ方法について解説します。
フラワーエッセンスの説明文
エドワードバッチの38のフラワーエッセンスの中から自分に合ったものを選ぶときには、通常それぞれのエッセンスについてのシンプルな説明文を読んで、それが当てはまるかどうかを自分自身に照らし合わせて選びます。
ですから、フラワーエッセンスを選ぼうとすると、自ずと自分の気持ちや感情や態度がどのようなものか振り返ってみることになります。 たとえば、ミムルス(ミムラス)の性質についてバッチは『12の癒し手とその他のレメディ』の中で次のように説明しています。
病気、痛み、事故、貧乏、暗闇、孤独、災難といった世事に対する恐れ、日常生活での心配に。この状態にある人は、密かに恐れを抱いていて、他の人に自分から悩みを打ち明けることはありません。(*1)
この説明文を普段経験しやすいパターンと本来もっている性質(フラワーエッセンスを使うことで育っていく性質)という形で表現すると次のようになります。
経験しやすいパターン:普段の生活の中で経験する特定の事柄を恐れる。恐れに向き合うことができず内向する傾向。/本質的な性質:勇気を持って人生のチャレンジに立ち向かうことができる。恐れを乗り越えて成長し、現実に対して興味や熱意を持って生きることができる。
これはバッチの説明文や、FESの『フラワーエッセンス・レパートリー』などを参考に、筆者の経験を反映して書いたものです。
『12の癒し手とその他のレメディ』の解説が基本
エドワードバッチが残した38のフラワーエッセンスについてはいろいろな研究者が解説書を出しているので、それらを参考に選ぶことができますが、彼自身が残した説明文が基本になりますから、ぜひ一度『12の癒し手とその他のレメディ』を手に取って読んでいただきたいと思います。
けれども、上のミムルス(ミムラス)の説明文からもわかるように、バッチの説明文にはどのような人に合うか、どんな状況で使うことができるかということは書かれていますが、使用してどのように変化していくか、どのような性質が自分のなかに育ってくるかについてはほとんど書かれていません。
バッチのフラワーレメディーの多くの解説書にはその両方、つまりどのような人や状況に合うフラワーエッセンスかということと(ネガティブなパターン)、使用してどう変化することができるか(ポジティブな性質)ということが書かれています。
ここで注意が必要なのは、使用してどう変化するかだけを読んで、「こんなふうになりたい」と思ってフラワーエッセンスを選んでしまうと適切なものが選べない場合があることです。その理由を次に説明したいと思います。
ないものを付け加えることはできない
たとえば、ミムルス(ミムラス)を選ぶときについて考えてみましょう。私たちの意識にあるのは「恐れ」ですが、服用すると「直面していく勇気」が目覚めてくるということが起こるわけですね。
その過程は人によって一人ひとり違いますが「恐れ」ばかりが意識されているところに「勇気」が目覚めてきます。
「恐れ」と「勇気」は一見相反する二つの性質です。(フラワーエッセンスの性質を二つの単語で表してしまうこと自体適切な表現とは言えないかもしれませんが、話を分かりやすくするためにここは目をつぶってください。)まったく正反対の性質のように思われます。ともすると、フラワーエッセンスが「勇気」の欠けているところに「勇気」を運んできてくれるような感じさえします。
けれども、そうではありません。フラワーエッセンスでは次のように捉えます。 ミムルス(ミムラス)、一見相反する二つの性質、「恐れ」と「勇気」は全く別々のものではなくて、一つの全体の二つの側面で、コインの裏表、光と影のような関係です。
フラワーエッセンスは共振作用によってはたらきます。共振作用は両方に響き合う同じ要素があってはじめて可能になりますから、もともとあるものを目覚めさせることはできますが、ないものを付け加えることはできません。フラワーエッセンスにできるのは私たちの心の中にもともとあるものが目覚めるように促すことです。
ミムルス(ミムラス)の例
このことを、ミムルス(ミムラス)の例でもう少し掘り下げて説明してみましょう。
私たちがミムルス(ミムラス)を必要とするとき、意識しているのは「恐れ」で、恐れや心配や不安から抜け出せないように感じています。そういうときにミムルス(ミムラス)のフラワーエッセンスを飲むと、私たちの心の深い部分の「恐れ/勇気」がそれに響き合って心の固まったパターンが緩み始めると考えてみてください。
それまでは、意識しているのは「恐れ」だけで、「勇気」は心の中の意識していない領域、無意識の暗い大地の中に種子として眠っている状態です。「勇気」は種子としてあるけれども、まだ意識の光は当たっていない状態です。
それがミムルス(ミムラス)と響き合うことによって意識の光が「勇気」の種子にまで届き始めます。それまで、全体の半分の「恐れ」にしか光があたらずに固まっていたこころが緩んで、「恐れ/勇気」という全体に意識の光があたり始めます。
光があたれば生命が本来もっている性質によって「勇気」の種子は光へ向かって伸びていきます。 「恐れ/勇気」のテーマで一面的になって固まってしまった心が動きのあるバランスを回復し、全体性を取り戻して「勇気」の種子が光に向かって成長を始めます。そのとき、私たちの心には「恐れ」だけでなく、それに直面していくことのできる「勇気」を感じ始めます。
ですから、私たちの心の中のミムルス(ミムラス)と響き合う性質は、「恐れ/勇気」の両方で全体だということです。どちらか一方だけで存在しているわけではありません。フラワーエッセンスを選ぶときにはこうした両極性を理解することが大切です。
もし私たちがフラワーエッセンスを選ぶときに「勇気」をもちたいからという理由(フラワーエッセンスを使うことで得られる効果)だけで選ぼうとすると、半分だけを見て選んでいることになります。それでは適切なエッセンスを選ぶことができない可能性があります。
解説を読んでフラワーエッセンスを選ぶときは、フラワーエッセンスを使うことで得られる効果だけでなく、普段経験しやすい感情やパターンになっている考えなど自分の心の動きに向き合うことが大切です。
7つのカテゴリー
エドワードバッチはフラワーエッセンスを開発する前、細菌学者として慢性疾患と腸内細菌の研究を行い、ノソードと呼ばれる経口 ワクチンを開発しました。7つのノソードは7種類の腸内細菌から作られました。
ある段階から彼はそれらを腸内細菌の代わりに7種類のハーブを使うことはできないかと考え研究を始めたようです。しかし、それはうまくいかなかったのか、ある時点からノソードの研究をやめ、フラワーエッセンスの開発に移ったようですが、この経口ワクチンをハーブを使ってつくるというアイディアが、フラワーエッセンスの誕生につながったと思われます。
最終的にはこのノソードによる治療をやめて、フラワーエッセンスの開発に全精力を注ぎました。 彼が患者の性格や態度が病気からの回復に大きな影響を与えているという洞察を得たのは、このような研究や臨床の過程を通してでした。
フラワーエッセ ンスの開発に至るまでの道筋を振り返ってわかることの一つは、人間には性格や態度にパターンがあり、それはいくつかのグループに分けることができること。そのパターンとして表れているものをたましいとの調和/不調和の関係から理解し、バランスさせることが健康につながると考えていたことです。
エドワードバッチは38のフラワーエッセンスを誰でも簡単に使うことができるように、できるだけシンプルな文章で表しました。同時に、7つのカテゴリーに分類するということを行いました。次にそれを紹介したいと思います。以下の分類は『12の癒し手とその他のレメディ』に示されています。
① 恐れや不安
- アスペン
- チェリープラム
- ミムルス
- レッドチェスナット
- ロックローズ
② 確信が持てない
- セラト
- ジェンティアン
- ゴース
- ホーンビーム
- スクリランサス
- ワイルドオート
③ 現実の状況に十分な関心を払えない
- チェスナットバッド
- クレマティス
- ハニーサックル
- マスタード
- オリーヴ
- ホワイトチェスナット
- ワイルドローズ
④ 孤独
- ヘザー
- インペイシェンス
- ウォーターヴァイオレット
⑤ 周囲の人の考えや影響に過敏
- アグリモニ
- セントーリ
- ホリー
- ウォルナット
⑥ 落胆、失望
- クラブアップル
- エルム
- ラーチ
- オーク
- パイン
- スイートチェスナット
- スターオブベツレヘム
- ウィロウ
⑦ 過剰に人のことが気にかかる
- ビーチ
- チコリ
- ヴァーヴェイン
- ヴァイン
- ロックウォーター
3つのグループ
7つのカテゴリーは38のフラワーエッセンスを7つのテーマに分類したものですが、7つのカテゴリーとは別に、エドワードバッチは3つのグループにも分けています。それは彼がフラワーエッセンスを見つけて行った過程と深い関係があります。
バッチがフラワーエッセンスを作っていく過程をたどってみると、1928年の9月にウェールズに行き、最初の3つのフラワーレメディー、インパチェンス、ミムルス、クレマティスをつくりました。その後1932年の春までに12のフラワーエッセンスを作り、それらを12(トゥエルヴ)ヒーラーズと名づけました。これら12のエッセンスは人(たましい)が生まれながらに持っている気質や性格に対応するものと位置づけられました。
12ヒーラーズ
- インパチェンス/インペイシェンス
- ミムルス/ミムラス
- クレマティス
- アグリモニ/アグリモニー
- チコリ/チコリー
- ヴァーヴェイン/バーベイン
- セントーリ/セントーリー
- セラト/セラトー
- スクレランサス/スクリランサス
- ウォーターバイオレット/ウォーターヴァイオレット
- ゲンチアン/ジェンティアン
- ロックローズ
7ヘルパーズ
1934年までには次の7つのフラワーエッセンスを発見して、7(セヴン)ヘルパーズと名づけました。7ヘルパーズは長期にわたる生活の中で身に着けた慢性的なパターンに対応するものです。
セカンド19
1935年には残りの19のフラワーエッセンスが作られ、セカンド19(ナインティーン)と呼ばれました。これらは人生で経験する困難な状況の感情や心理状態を乗り越えていくためのものという位置づけです。
- チェリープラム
- エルム
- アスペン
- チェスナットバッド
- ラーチ
- ホーンビーム
- ウィロウ(ウィロー)
- ビーチ
- クラブアップル
- ウォルナット
- ホリー
- スターオブベツレヘム
- ホワイトチェスナット
- レッドチェスナット
- パイン
- ハニーサックル
- ワイルドローズ
- マスタード
- スターオブベツレヘム
38のフラワーエッセンスのうち前半に作られた12ヒーラーズと7ヘルパーズをあわせた19は太陽法で、後半に作られたセカンド19は1つの例外を除いて煮沸法で作られました。
玉ねぎの皮をむくように
この3つのグループについて心のどのような層と関連の深い性質かを考えてみることができます。
12ヒーラーズはもっとも基本的な生まれもったたましいの個性を表わすようなフラワーエッセンスのグループで、こころの深い層と関連の深い性質と見ることができます。
けれども、人は生まれもったたましいの個性を生まれてきた環境で容易に発揮できるかといえば、できないことの方が多いのではないかと思います。そのため、生まれてきた環境に適応しようとして身に着けたこころのパターンのようなものがあると思うのですが、7ヘルパーズはそれにあたり、12ヒーラーズよりももう少し通常の意識に近い領域に関連する性質と見なすことができます。
そして、人生の日々の生活の中で困難な状況で経験する感情や心理状態に対応するセカンド19がさらに通常の意識に近いところで経験される感情状態や心理的なパターンとして見ることができます。
したがって、玉ねぎの皮をむくように、セカンド19→7ヘルパーズ→12ヒーラーズという順番に、こころの表層部分に関連の深い心理的なパターンから取り組み始めて、環境に適応しようとして長年にわたって身に着けたパターン、そして最後に持って生まれた性質に取り組んでいくのが自然な流れだと考えることができます。
しかし、実際には人間のこころは複雑に入り組んでいて、いつもこの通りにいくとは言い難いところがあります。というより、この通りにはいかないことの方が多いかもしれません。けれども、基本的な取り組みの態度として、意識されている身近なテーマから取り組んでいき、次第に自分にとって核心的なテーマに取り組むことを心がけることは大切です。
確かにフラワーエッセンスには私たちのたましいの種子が芽吹くのを助けてくれるような力が実際にあります。けれども、そのような意味でフラワーエッセンスを学び、使っていくことは正直時間のかかることです。「〇〇さえすれば誰でもすぐに実現できる」ことがもてはやされる時代ですが、こればかりはそのようなわけにはいきません。
ですから、一足飛びに行こうとしないで、小さなことから正直に自分に向き合ってフラワーエッセンスを使っていくということを続けていけば、自ずと自分にとって大きなテーマに取り組むことができるようになっていくでしょう。
フラワーエッセンスを選ぶときのポイント
さて、いよいよ具体的なフラワーエッセンスの選び方に移りましょう。フラワーエッセンスの選びかたには自分の個性を生かしていくのがいいと思いますし、いろいろなやり方があっていいと思いますが、ここでは自分自身に向き合って心のエネルギーの器を広げていく方法について解説したいと思います。 自分に合ったフラワーエッセンスを選ぶためのポイントを次の3つの段階に分けて考えてみます。
- フラワーエッセンスを選ぶ前の段階
- フラワーエッセンスを選ぶ段階
- フラワーエッセンスを服用する段階
フラワーエッセンスを選ぶ前の段階
まず、(1)の段階です。エドワードバッチがフラワーエッセンスを選ぶための方法として簡潔な説明文を採用した大きな利点は、フラワーエッセンスを選ぶ段階で自分自身に向き合うことができるということだと思います。
フラワーエッセンスを使おうとすれば、自然に自分自身を理解しようとする態度が生まれることですね。 フラワーエッセンスを選ぶ前の段階としては、時間をとって静かに自分を振り返ってどのようなことについてフラワーエッセンスを使いたいかをできるだけ具体的にしておくことが大切です。
しかし、普段自分に起こったことを理詰めで(原因と結果で)解釈することが習慣になっていたりすると、内省して自分の心の動きや感情に触れるのが難しいことがあります。たとえば、頭でいろいろ理由を考えて自分を納得させたり、なぜ相手が悪いかを説明しようとしていたり、原因は何かを追求しようとしたり・・・といったことが起こるかもしれません。 自分を振り返るときには以下のことを意識してみてください。
- 書き出してみる
- 視点を内側に
- 判断や評価を横に置く
- 抽象的な言葉に置き換えない
- Whyよりも、How
1.は頭の中で考えないで、できるだけ書き出してみることです。フラワーエッセンス講座やワークショップで実際にやってみると、その違いを実感される方が多いですね。
2.は、普段考えているのと同じようなやり方で考えてしまうと、意識が自分の内側ではなくて、そのとき外側の状況や相手に向いてしまいやすいと思います。たとえば「相手があんないい方したから腹が立った」とか・・・。そうなると考えがぐるぐる・・・ということになりかねません。内省するときは視点を内側に向けて、自分はあんなに腹が立っていたんだとか、その腹立たしさは何かぶつけてやりたいくらいだったとか、でも何も言えなかったとか・・・。自分に起こっていることに意識を向けるようにします。
3.は、私たちは無意識に正しいとか間違っているという判断を加えて物事を見ていることが多いので、できる限りそういう判断や評価を脇に置いて自分の心の動きを追ってみるということです。たとえば「復讐はいけないこと」と思っている人にとっては、自分が抱いてしまった「復讐したいような怒り」は意識するのが難しいでしょう。それはイライラとしてしか感じられないかもしれません。
4.は、「自分は自己価値を認めることができない」というよりは、実際に自分の内側で起こっていることをそのまま意識するのがいいと思います。「気がついたら、だからお前はいつもだめなんだ、ってよく自分に言ってる」とか。
5.は、たとえば一日を振り返って印象に残っていることを思い返してみるとき、「あ~、あいつのあの一言カチンと来たなあ」とか、「今日は仕事中めっちゃイラついてたなあ」と思い出されたとしたら、そのときによく考えるのは「なぜだろう?」ということだと思います。 なんでカチンときたのか?、なんでイラついたのか?、なんで?と私たちは自然にその理由や原因を考えます。
けれども、理由や原因は結局よくわからないこともあります。こうかもしれない、というところまではいけますが、なぜ?を問うと考えが巡って、こうだからかもしれないという思考になって、そのときの気持ちや感情や感覚から離れてしまいやすいと思います。意識が外側に向きやすく、友達の言い方であったり、仲間の仕事ぶりだったりがぐるぐるしてくるかもしれません。
そういうときには、「どんなふうに」と自分に問いかけてみるのがいいと思います。どんなふうにイラついたのか?自分の気持ちや感情がどんなふうに動いたのか?誰かにバカにされたように感じてイラッとしたとか、思うようにいかず何かじゃまされているような気がしてイラッとしたとか、内心怒っていたけど何も言えなくてイラッとしたとか・・・。 自分自身を振り返る作業を一人で行うことが難しいときは、プラクティショナーの力を借りるのも一案です。
フラワーエッセンスを選ぶ段階
実際にフラワーエッセンスを選ぶ段階は、自分自身について振り返ったことによって気づいたことと、フラワーエッセンスの性質を照らし合わせることを行う過程です。自分の内的なテーマがクリアになっているとこの作業は行いやすくなります。
この段階で大切なことは、フラワーエッセンスの性質をよく理解することです。「ないものを付け加えることはできない」でも説明したとおり(ミムルスの「恐れ/勇気」のように)、フラワーエッセンスの性質には両面性(両極性)があります。
フラワーエッセンスの性質のポジティブな面だけに注目してしまうと、適切なエッセンスを選ぶことができない可能性があります。 適切なエッセンスを選択して、その効果を最大限に受け取るには、目指すは1.から始めて、少しずつ5.に近づいていくことだと思います。
- キーワードだけの理解
- 知的な乾いた情報としての理解
- 物語や人物像のような生きたイメージとしての理解
- 生きたイメージが自分の経験に結びついた理解
- 生きたイメージが植物の特徴や存在感と結びついた理解、そして植物そのものとのつながり
その過程でとくにポイントとなるアプローチが2つあります。1つはフラワーエッセンスを体感して自分にとってそのエッセンスがどんなふうに感じられるかを実際に試してみることです。そして、もう1つは実際の植物のところに出かけて行って観察することです。
エドワード・エドワード・バッチ医師の38のフラワーエッセンスはイギリスの植物がほとんどなので簡単ではありませんが、日本の植物園に存在するものもかなりあります。また、まったく同じ植物種ではなくても、近縁種が日本に自生しているものもあります。 できることなら、そうした植物に会いにいって観察することができると、フラワーエッセンスの使い方はそれまでときっと違ったものになると思います。筆者にとってのその経験は第1章のコラム記事で紹介した「FESインテンシブセミナー・ツアー/フィールド・トリップ」でした。
フラワーエッセンスを服用する段階
普段日常生活を送っていると、生活のほとんどが物事を区別して判断して取捨選択してコントロールして・・・といった表層の意識をフルにつかう状態になっていると思います。定期的に瞑想したり、自然の中に出かけて行ったりする人を除けば、普段心の深い層に触れる時間は多くないのが普通だと思います。
フラワーエッセンスによって起こる変化はこころが全体性へと向かうような方向にはたらきます。心の固まってしまったパターンが緩んで、より意識の深いところに光が届き、全体に近づいていくという方向です。
ですから、フラワーエッセンスを服用する段階で、定期的に静かに自分の内面に耳を傾けるような時間をつくることが大切です。それはフラワーエッセンスのはたらく方向、つまり心が全体性へと向かう方向に自分自身を合わせる時間です。一日の始まりや終わりに自分の内面に静かに耳を傾けて感じたことや気づいたことを記録したり、フラワーエッセンスを体感する時間をもつことは、フラワーエッセンスによって目覚めようとしている可能性にとっても大きな力になるでしょう。