自分に響くフラワーエッセンスを選ぶためにできること
エドワード・バッチ医師のオリジナルの解説を読む
キーワードや性質の一部に注目してフラワーエッセンスを選んでしまったために、自分に響くフラワーエッセンスに出会えなくて、なんだフラワーエッセンスって効くのか、効かないのよくわからない、と思ってしまう方がもしかしたらいらっしゃるのではないかと思います。なぜ、キーワードや性質の一部に注目して選ぶとよくないのか。
自分に響くフラワーエッセンスを選ぶために外せないポイントの一つは、それぞれのエッセンスが響き合う人物像とか、タイプみたいなものを意識してみること、イメージしてみることだと思います。
オリジナルの解説にはそれが書いてあるので、ぜひ一度エドワード・バッチ医師が書き残した、それぞれのエッセンスについてのオリジナルの解説に触れてみることをお勧めします。
市販薬の効能書きとの違い
市販されている総合感冒薬の効能書きには、「のどの痛み」とか「発熱」とか「咳」とか「関節の痛み」とかが羅列してあります。そういう症状全般に効果のある有効成分が含まれているということですね。だからどれか一つの症状についても効果を期待できるということです。
もし同じような感じで、フラワーエッセンスの作用についてキーワードが並んでいた場合、果たして同じようなことが言えるかというと、フラワーエッセンスの場合には必ずしもそう言えないと思います。
たとえば、同じ「恐れ」というキーワード(カテゴリー)でも、ミムルスの恐れと、アスペンの恐れと、チェリープラムの恐れには違いがあります。なので「恐れ」というキーワードだけで選ぶと、自分が経験しているタイプの恐れとは違うものを選んでしまう可能性もあります。
「自信がもてない」ときに「自信」というキーワードだけで選んでしまった場合も同じことが言えます。「やってもうまくいかないと思っていつも自分を出すのをやめてしまう」ような自信のなさか、「ちょっとした失敗で自分を疑ってしまう」ような自身のなさか、「自分の役割や仕事が重荷に感じられて」自信を失うのかといった経験のパターンによって、ラーチなのか、ゲンチアンなのか、エルムなのか、響き合うエッセンスが違ってきます。
フラワーエッセンスの2つの極
だから、フラワーエッセンスの一面だけではなくて、2つの極というか、コインの裏表というか、・・・こういう表現もぴったりではないのですが、あるフラワーエッセンスを思い浮かべるときには、経験しやすいパターンとそのパターンが本来もっている(内在している)発展の可能性(種子)という2つの面をイメージしてみるのがいいと思います。
たいていはこの経験しやすいパターン(たとえばミムルスなら、こわいと感じたり、恐れを感じて直面できずに内向してしまう)は、「ネガティブ」とか「マイナス」と呼ばれていますが、芽吹いていく種子(発展の可能性)を宿している全体の一部というふうに僕は見ています。
その経験しやすいパターンの奥にあって、というかその経験を超えて育っていく可能性の種子は、たとえばミムルスの場合は恐れを超えていく勇気であったり、自由で純粋な好奇心や興味や熱意であったりします。
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