風とアスペンの物語4
アスペンのフラワーエッセンスは、何かよくないことが起こるんじゃないかといった不安感や恐怖を、なかったことにしたり、押さえ込んだり、自分から切り離したりしてくれるわけではありません。
もし、それを期待してアスペンのフラワーエッセンスを飲んだとしたら、なんだフラワーエッセンス、効かないじゃん。てことになるかもしれません。
じゃあ、アスペンのフラワーエッセンスには何ができるのか?
アスベンの葉が微かな風にもはためいて音を立てるジェスチャーは、本来ネガティブとかポジティブとか一つに意味づけすることのできない、アスペンの個性です。
フラワーエッセンスにできるのはその個性を生かすこと。
その個性を生きる手助け。
意識が広がってその周辺で感じ取る無意識的な不安や恐怖を経験している人の心に、アスペンはアスペンの言葉でこんなふうに語りかけるかもしれません。
全体を見てごらん。
大地に根ざすまっすぐな幹を感じてごらん。
風にはためく私の葉は、
未知の風を受け、風を感じ、風を味方に
空へ向かう強さの証。
アスペンのフラワーエッセンスにできるのは、不安や恐怖と未知の空へ伸びていく強さとを、切り離されたバラバラのものとしてではなく一つのものとして、本来もっている個性をより全体として経験できるように助けることではないかと思います。

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