フラワーエッセンス・・・植物の世界と人間のこころが触れ合うところ-1
「フラワーエッセンスはなぜ花からつくられるか」という問い
この問いは僕にとってとても重要な問いです。(ちなみに飛ぶフラワーエッセンス教室では、SEED1の初回に取り上げます。)別の形に言い換えると、「どうしてフラワーエッセンスが人の心に深くはたらきかける力をもっているのか」ということです。
それに答えるには、個人的にはゲーテやシュタイナー的な自然観察の視点に立って、植物の世界と動物、人間の内的世界との関係を理解するのがいいと思います。
それが一番無理なく腑に落ちる感じがします。難しい理論で理解するのではなくて、僕らが普段からもっている感覚をベースにすることができるからだと思います。
そのことを少し書いてみたいと思います。
植物のかたち・動物のかたちと内的世界
植物の茎や葉を見てみると、一般に、茎は直線的、あるいは曲線的で、葉は平面的です。それは植物が勢いよく生長し繁茂していく「緑の世界」そのものですね。
そのような植物には自然の秩序が完全に浸透しています。植物には自然の秩序から外れるという選択はありません。
それに対して動物や人間を見てみると、植物の葉のように平面的ではありません。僕らは内部に空間をもっています。そのことで外界からある程度独立して活動することができ、自然の秩序からある程度自由になることができます。
そして、そういう内部に空間をもつ動物や人間は、欲求とか、衝動とか、感情といった内的な世界をもっています。
平面的な構造をしていて自然の秩序から決して外れることのない植物の世界と、内部に空間をもち、ある程度自然から自由を得ている人間の内的世界。
この2つの世界と「花」の関係について次の記事で・・・(つづく)
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