セントーリとゲンチアンの共通点-2
セントーリ(セントーリー)もゲンチアンも二年生の植物
セントーリ(セントーリー)もゲンチアンもどちらも二年生の植物です。
二年生植物は発芽して一年目は花をつけずに冬を越して、
二年目の春や夏に開花して実をつけます。
セントーリやゲンチアンはロゼットで冬を越します。
ロゼットは、もともとはバラの花の形を表す言葉ですが、
植物の葉が地面に放射状に広がった状態を指します。
冬のタンポポの葉っぱのような感じです。
そして、次の年になって垂直に伸びる茎が成長して蕾をつけ花を咲かせます。
植物に垂直方向に伸びる力が表れるまでに少し時間がかかるところが特徴的です。
春に発芽して9月には2メートル前後まで成長して
花をつけるインパチェンスとは対照的です。
垂直方向に成長する力
垂直方向のジェスチャーは個人性の強さとの関連があると言われます。
セントーリは自分個人を主張することよりも、
相手の要求や期待に応えることを優先する傾向があるときに、
自分を主張する強さが目覚めるのを助けます。
ゲンチアンはちょっとした後退で自分を疑って落胆しやすい人の中の、
信頼し続ける強さが目覚めるのを助けます。
どちらのエッセンスにも、
セントーリは外的な関係を通して、
ゲンチアンは内的な(自分との)関係を通して、
個人性を強めるような作用を見ることができます。
植物の側からセントーリとゲンチアンを見ると、
「個人性」という共通のテーマを見ることができるのではないかと思います。
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