フラワーエッセンスに期待されることと、フラワーエッセンスにできること
先日、4月から新しいクールに入った、飛ぶフラワーエッセンス教室(SEED3)のクラスで、フラワーエッセンスを社会に根付かせていくことの難しさについて話し合う機会がありました。
フラワーエッセンスをはじめての人にどう伝えていくか。
これはフラワーエッセンスに希望を見出した多くの人が共通にもち、日々向き合っている問いなのではないでしょうか。
フラワーエッセンスをはじめて使ってみようと思う人は、「フラワーエッセンスに期待すること」があるからこそ、使ってみようと考えるのだと思います。
その期待とはどんなものでしょうか。
もし、その期待が頭痛薬やドリンク剤と同じようなものだとしたら、フラワーエッセンスが本当に社会に根付いて必要な人の手に届くためには、フラワーエッセンスに何ができて、何ができないのかを謙虚に根気強く説明していくことが大事ではないかと思います。
テレビCMなんか見ると思うのですが、多くの人が頭痛薬に求めているのは、「速く」「よく」効くことだと思います。有効成分何倍などというフレーズもよく耳にします。それは今の社会のニーズ、つまり僕ら一人一人のうちにある欲求なのでしょう。
フラワーエッセンスをはじめて使ってみようという人が、もしドリンク剤とか頭痛薬と同じような感覚で使ってしまうと、拍子抜けしたような経験をして「効果はない」ということになってしまう可能性もあります。
たとえば、オリーブは心身が消耗しているときに活力を取り戻すのを助けてくれるフラワーエッセンスですが、もし自分の心身に無理を強いるような生活習慣を続けていて疲労している場合には、オリーブの服用を始めることでそのような生活習慣を維持できなくなるようなことも起こりえます。
活力が回復すると思って服用したのに、無理できなくなったとか、一時的に休みたくなったとか。これまでの生活習慣を続ける気力が失われるような経験をされる方もいるかもしれません。
それは、オリーブのフラワーエッセンスが「活力」だけを強制的にアップする「有効成分」的なものではなくて、僕らの中の「自然」にはたらきかけて、体と心(とたましい)のバランスを整え、調和を促すことで「活力」を回復することを助けるものだからです。
フラワーエッセンスの効果は基本的に、自然のバランスと調和を促す方向にはたらくことによって得られるものです。フラワーエッセンスは植物からつくられますから、植物の自然の在り方が前提なのです。
スミレはスミレの花を咲かせ、タンポポはタンポポの花を咲かせますが、それぞれが美しいとか。植物はじっと止まっている存在じゃなくて、つねに変化する、メタモルフォーゼする存在だとか・・・。そういう植物から学ぶ知恵のようなものを前提にしています。
フラワーエッセンスを効果的に使うためには、そういう前提を理解してちょっとフラワーエッセンスと距離をとって全体像を把握することも大切ではないかと思います。
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