「私にとっての集中研修、今、思うこと」(2022集中研修の感想)
2022集中研修「自分のためにフラワーエッセンスをつくる」に参加してくださったM.Wさんが研修を振り返って今思うことを書いてくださったので、ご紹介します。M.Wさんありがとうございます!
岡山県美作市の緑深い里山で、
自生するウツボグサを摘んで、
自分の為に自分の手で
フラワーエッセンスを作ってみる
という体験をさせてもらってから、
3ヶ月が過ぎました。
先生の元で、生きた植物との関係を
大切にすることを学んだ人達と
過ごした3日間は、
自然と人の大きな大きな愛の器の中で、
ありのままの私でいられるような
リラックスした優しい
癒しの時間でもありました。
振り返ってみると、それは単に
フラワーエッセンスを作る
という経験をするというだけではなく、
自分も自然の一部となって
溶け合い、草木や鳥や虫達と共に
生きていることを感じるような、
また、参加者の人達とも
清らかな水が流れ、
優しい風が吹き渡る谷で
エッセンスを作った
魔法のような時間の中で繋がり、
それぞれの心の内の体験を
シェアし合い共有したことは、
日常の意識ではあり得ない
特別な経験だったと思います。
そして、その後も
そのとき感じた心の動きは、
自分の本当の望みや、
今まで気がつかなったり
抑えていた本当の自分を
あれからずっと揺さぶり続け、
心が満たされるような道へと
外側の世界を動かす勇気を持てるよう
導かれていっているように感じます。
エッセンスを作った日、
私は天国にいるような
満たされた豊かな気持ちになって、
大袈裟ではなく
生まれて初めて心の底から
『生まれてきてよかった』と
思うことができました。
自分の存在を全肯定できた気持ちに
ハッキリ気付くような
経験が出来るなんて、
生まれてから今の私に
繋がる全てのこと、
良いことも苦々しく思う出来事も
全てが私をここまで
連れてきてくれたのだと思い至り、
許しがたかったことも
もうどうでもいいことのように
思えました。
どんな人の人生も
本当の自分を思い出す為の
旅なのだとしたら、
悩みのない順風満帆な一生を
送る人がいるのかどうか、
私の人生が特別に
過酷であったかどうかは
わかりませんが、
あくまでも私にとって
私の人生の大半は暗く、
私は私の存在が
心もとない感じがしていて、
いてもいなくても
どっちでもいいような、
どこにいても
いつも自分だけ
輪の外側にいるような感覚で、
人との関係も割と希薄で
辛いことも多かったので、
それなりに楽しい経験も
あるにはありましたが、
自分がそこにいていい感じを
しっかり持った記憶がありません。
50代後半になって
先生の講座に出会って
フラワーエッセンスを体験的に学ぶうち、
花に癒されながら
自分との対話を続け
向き合っていくことで
心の奥の自分に
やっと繋がることができ、
本当の自分の気持ちや
やりたかったことを思い出し、
自分を信頼することや
自分を大切にするということが
少しずつわかるようになっていった私は、
現実世界での私の人生での
大きな転機といえる
タイミングを迎えた時期に、
この研修に参加出来る
チャンスを得ました。
初めて自分で花を摘んで
清浄な湧水の入った
ボールに浮かべるとき、
私は今まで感じたことのないような
花の命への畏敬の念を持ちました。
花の持つ力を信じる者が集まって、
同じ場所でそれぞれの思いを胸に
そっとフラワーエッセンスが
出来るのを見守る光景は、
厳かで静かで美しく、
見えない世界で起こる
繋がりや愛や信頼というような
形のないものに無垢な心で
自分を明け渡すような、
とても神聖な行為に思えました。
そして、それぞれの心の内に
何かしらのギフトが
与えられたと感じます。
私にはこんなにスッパリと
今までのネガティブな感情をリセットし、
自分の存在を支えるものへの
認識を新たにし、
まるで新たに生まれ変わったような
心境に辿り着いたことが
本当に意外な想定外の贈り物でした。
今、いつでも振り返れば、
私の心はあの谷に居て、
花はもちろん、
あの場所と、
共に過ごした人達と、
様々な存在と繋がっていて
1つになっていたことを思い出せます。
その奇跡なような時間は、
本当は私の内側にあって、
日常を生きる私の世界にも、
いつも愛に溢れた
天国のような日々を
創り出せるのかもしれません。
自然の中で起きる奇跡の数々が、
願いや思いが通じることや
信頼することの大切さ、
繋がることの温かさを
教えてくれました。
お世話になった地元の人達の
生きる姿勢にも、
人との繋がりの中で
自分の命を燃やせることの
喜びを感じさせてもらい、
そのエネルギーに触れた経験も
私にはとても衝撃的でした。
人の輪の中で、
ひとつの歯車となって
誰かの幸せの為に
何かを創造していくことを、
私もやってみたかったのだと
思い出しました。
志を同じくする人達との
共同創造の喜びを、
私が確かにそこに必要なピースのひとつだと
感じたい私の願いを知りました。
今はまだ何をすれば良いのか、
この経験で得たことを
どう活かしていくのか、
サナギから蝶になりかけの私には
具体的な案はありませんが、
ハートにともった灯火を
消さないように
生きていきたいと思います。
花がただじぶんの花を
咲かせるように、
ただそのことだけで
人の心を慰めるように、
私も私のユニークな花を咲かせて、
マッチの火を灯すような
小さな灯火だとしても、
誰かの心に
温かさを届ける私でありたいと、
そんな私の魂の願いが
胸の奥から聞こえてきます。
フラワーエッセンスを
自分の為に自分で作る研修で
何を感じるかは
体験してみないとわかりません。
期待を手放して、
ただ自然の前に
無邪気にハートを開いたら、
きっと何か自分にとって大切なことを
思い出せるんじゃないかと思います。
また再び参加したら、
優しい花を咲かせるあの大地が
『おかえり』と
笑顔で迎えてくれる気がします。
私にとっては
心の故郷になってしまったような
愛に溢れた場所でした。
こんな経験をさせていただけたことに、
高原先生はじめ、
サポートして下さった
大迫さん、
宮代さん、
共に過ごした参加者の皆さん、
美味しいご飯を食べさせて下さったり
送迎して下さった地元の方々、
もちろんあの場所に、
何もかも全部に感謝します。
ありがとうございました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。もし、何か参考になったり、この記事いいなと思われたら、💛のボタンを押していただけるとうれしいです。
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