受講者の方の感想:SEED3の受講を終えて
飛ぶフラワーエッセンス教室SEED3受講を終えて
先日最終の講座を終えた飛ぶフラワーエッセンス教室SEED3は「フラワーエッセンスで人を支える」がテーマです。
SEED3には2つの柱があって、1つは自分とフラワーエッセンス(植物)との関係をより豊かで創造的なものにしていくこと。もう1つはクライエントとの関係をより豊かで創造的なものにしていくことです。そしてこの2つの柱を支える土台が自分自身との関係をより豊かで創造的なものにしていくことです。もちろんこの3つは有機的なつながりをもっています。
SEED3の受講者の方から感想をいただきました。全文を紹介したいと思います。
あちらこちらで桜の開花の声を聞くようになった3月、1年間に渡るSeeds of Angelica 高原先生から学ぶ飛ぶフラワーエッセンス教室・SEED3 「プラクティショナーとして人を支える」最後の受講を修了しました。
正式には、植物観察レポートの提出と6月の発表を以っての修了となるのですが、この1年間にわたる学びの区切りの日と言う意味で感慨深い思いがありました。
ちょうど1年前の今頃、高原先生の講座の中で大きな軸となっている植物観察会に初めて参加させていただいた時のことを今も鮮明に覚えています。
私がフラワーエッセンスに出会ったのは、今から約7年ほど前でした。
心に多くの悩みを抱えて、精神的に苦しんでいた頃、ちょうど「引き寄せの法則」や「スピリチュアル」という言葉がひとつのブームのようになっていて、私自身も何かにすがるようにして、あらゆるヒーリングやセッションを受けていました。
フラワーエッセンスともそんな流れの中で出会いました。「花の波動水が人の心を癒す」
その言葉の意味もまだ理解出来ず、小さなガラス瓶の中に入ったフラワーエッセンスを、知識もほとんど持たずに、はじめは半信半疑で、けれども経験を積むたび、その効果をそれまで受けていたヒーリングやセッションとは確実に違うものだと感じていた自分が居ました。外側から無いものを与えられたり、何かを無理に変えようとするのではなく、自分の内側に静かな光の目覚めを感じる…。
外側ではなく、自分の内側にある力に気付かせてくれる植物や自然界の力。
それは、その時の私にとって、とても新鮮で、ものすごく大切なものに感じました。もともと花や植物、自然とふれあう事が好きで、アロマテラピーを学んでいたこともあり、フラワーエッセンスをもっと深く知りたいと思うようになるのに時間はかかりませんでした。
講座を開講している場所を調べては足を運んで、フラワーエッセンスセラピストやプラクティショナーの資格も取得しながらの学びはとても新鮮で楽しかったのですが、ある時から机に向かってテキストを片手に「これはこういうエッセンスで、こういう効果があります。」といった学びのかたちに 、ふと疑問を感じるようになったのです。
自分が求めているものは、どこか違う場所に違う形で「ある」ではないかと。その後もプラクティショナーとしてセッションでクライアントを迎えるようになってからも、方向性に迷いもあり、自分のスタイルではなく、いつも他の何かや誰かと比較している自分自身が居ることにも違和感を感じていました。
そんな時に旅で訪れた南淡路・慶野松原。
そこで5万本の松林が自生する美しい自然の風景に出会いました。
その土地の自然と、美しい松林を守るボランティアをする友人を通じて一本の松の木と出会い、後にその松との関わりの中から感じた自然からのメッセージや出来事が、心の深い場所に経験として残り、自分の足を運んで植物と触れ合う事で起こる出来事や受け取るものの大切さを感じたのです。自然と向かい合う事は、自分自身の心と向かい合う事に繫がる…そんな風に感じ始めたその頃に、偶然にもフェイスブックでSeeds of Angelicaの高原先生の記事「パインが教えてくれたこと」に出会いました。
そこに書かれていた内容は、その時の私のフラワーエッセンスに対する思いや、1本の松との出会いから感じていた事と重なり、先生の自然やフラワーエッセンスに対する真摯な思いが深く心に響いて、何度も何度も文章をなぞった事を覚えています。
ほどなくセッションを申し込ませていただき、そのままその春から開講される予定の講座に流れるように参加させていただく事になり、それはまるで松という植物や、自然界が導いてくれたような不思議な縁とタイミングを感じました。
1年間にわたる講座は、植物観察会を含め常に自然と向き合いながら、受講者それぞれが自由に感じてた思いを語れる貴重な場所でもありました。
それは、これまで経験してきた講座とはまったく異なる、心地の良い、自分自身を癒す時間でもありました。植物に会いに行く理由。
植物や自然界に真摯に、そして謙虚な心で向き合うこと。
そして植物に向き合うときと同じ心でクライアントにそのまま向かい合う事の大切さ。
自分の中の自然と外側の自然が響き合うということの素晴らしさ。
それを感じる事がフラワーエッセンスを伝えていく上でも、何よりの大切な軸となるということ。先生ご自身の深い経験を通じての言葉は、時に花のようであったり、大きな樹木のようでもあったり、そして自分の足で植物に会いに行く事の大切さを、いつも身をもって教えて下さいました。
その姿を1年間見せていただいたことが何よりの大切な経験となり、学びとなったと感じています。それぞれが花のように、樹木のように、自由に自分らしくのびのびと育つ事を心からサポートしていただける学びの場所に出会えたこと。
高原先生という素晴らしい師に出会えた事、そして一緒に学んで来たSEED3・1期生の皆さんとの出会いに心から感謝をしています。
1年間本当にありがとうございました。そしてこれからもフラワーエッセンスを通じて、植物の力、自然界の美しさ、その楽しさを自分らしく伝えて行ける存在に成長したいと思っています。
(SEED3:山本佳子さん)
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