植物観察基礎講座「ドクダミ」の参加者の方の感想
植物観察基礎講座「ドクダミ」の参加者の方の感想
昨日は「フラワーエッセンスのための植物観察基礎講座:ドクダミ」のオンライン講座でした。
この講座は、ゲーテの自然観察のアプローチをベースに
身近な植物を実際に観察してみる体験講座です。
フラワーエッセンスと植物と心の関係を
体験的に理解するための基本を学ぶことができます。
講座というより、ワークショップといった方がいいかもしれません。
各々発見したことを自由に発言してもらうのですが、
「えーっ!茎が赤い!」とか、
「葉っぱの縁も赤い!」とか、
「葉柄と同じように茎にも溝があります!」とか、
「4枚の総苞片の大きさが違う!」とか、
「花の匂いはあの匂いと違うー--!」とか・・・
とにかく目の前のドクダミに意識を添わせて
発見をシェアする楽しい時間です(^^)
そのなかでいくつか伝えたいポイントがあるのですが、
参加者の方(T.Oさん)が感想を送ってくださったので、
それを読んでいただくほうが伝わるかなと思い、
T.Oさんに了解をとって公開していただくことにしました。
T.Oさん、ありがとうございます。
自分の世界に植物を招くのではなくて、自分の世界を出て植物の世界を見る
昨日はありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごす事ができました!
ドクダミの絵を、
さっそく思い出して描いてみました。
(註:植物の細部にまで意識を届けて、
形や色を理解するには、
スケッチするのが一番いいですね。
芸術性は関係ありません。
目の前の植物の姿かたちを
紙の上に再現してみることは、
言い換えるとその形や色を体験することです。)
高原さんが仰っていたように、
意外と覚えているところもあり、
特に自分が丁寧に観察した所
(私の場合は葉脈)は、
覚えているものなんだなぁと思いました。
(註:参加者の方には
観察した翌日に
実物を見ないで
思い出して描いてみる
ということをおすすめしました。
この作業は植物の姿かたちや
その変化の過程が自分のなかに
リアルに根付くのを助けます。)
ただ、実際に観察しながら
描いたドクダミの方が、
なんだか生命が宿っているような気がして、
思い出して描いた方は、
どこか平面的で
のっぺりとした感じがしました。
やはり、実際に観察して描くということは、
植物の生命を絵の中(紙)に取り込んでいく、
そんな神聖な作業なんじゃないかなとも思いました。
(註:!!)
講座を受けみて、
そういえば学生の頃、
理科の植物の仕組みの授業が
好きだったということを思い出しました。
あと、観察する上で、
自分の世界に植物を招くのではなくて、
自分の世界を出て植物の世界を見る。
という事がとても印象的でした。
高原さんの仰ったように、
人間関係においても大切であり、
子育てにおいても、
とても大切なような気がしました。
「あなたの世界を尊重します」
そんな態度で、子ども達の世界を
観察していきたいなと思いました。
感想がとても長くなってしまいましたが、
植物を観察する事が、
こんなにも奥深いものだという事を知って、
どうやら植物の沼に落ちていきそうです笑
(註:深い沼へようこそ(^^)/)
これからも少しずつ、
植物のために時間を
使っていきたいと思います。
ありがとうございました。
T.Oさん
(註:もしよければ以下の記事「他者に出会う~ゲーテ的な植物観察のアプローチに学ぶこと」を参考にしてください。)
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