3月9日のワイルドローズ…と、その物語
冷たい、それでも確かに春を感じさせる雨が降っています。
ワイルドローズはその空気の中にゆっくりと確かに、新しい緑の手を伸ばし始めています。

ワイルドローズはヨーロッパ原産の原種バラの一種で、5月に白または淡いピンクの5枚のハート型の花弁からなる花を咲かせます。ワイルドローズのフラワーエッセンスは、「あきらめ/生きる意志・情熱」という極性ではたらきます。
僕にとってこの花は自分には生きる意味があると思い出させてくれる花です。たましいの希望の種子は、何も壮大な計画の寸分たがわぬ青写真ではなくて、もっともその人らしい優しさであったり、勇気であったり、軽やかさであったり、人のために何かしたいと思う気持ちであったり・・・決して人とは比べられないその人の存在をその人たらしめているものがその核になっているんだと思います。その核の力によって、種子は芽吹き、葉を広げ枝を伸ばし、花を咲かせ、実をつけるのだと思います。
この世界にやってきた私たちは
子どもから大人へと成長していくとき、
いくつもの困難に出会います。
はじめ私たちの胸を
いっぱいに満たしていた希望のいくつかは
やがて落胆や失望に変わります。
落胆や失望からたましいの種子を守るために
私たちはそれが最初からなかったかのように
砂の中深く埋めてしまうことがあります。
それ以上傷つくことから希望の種子を護るために。
希望の種子はいばら姫のように
いばらに守られて長い眠りに…。
けれども砂の中深くに隠しておいたのは、
いつか見つけ出してその希望を生きるため。
時が満ちたときに再会して
眠りから覚めていいよと告げるため。
その希望を生きることは、
それ自体が世界への贈り物。
それはわたしが希望を生きるとき、
そして、希望がわたしを生きるとき。

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