クレマティスとハニーサックル・・・日本に自生しているハニーサックルの仲間の植物

クレマティスとハニーサックル・・・日本に自生しているハニーサックルの仲間の植物

日本に自生しているハニーサックルの仲間

フラワーエッセンスがつくられるハニーサックル(Lonicera caprifolium)の仲間で日本に自生している代表的なものはスイカズラです。「ハニーサックル」という名前も、日本の「スイカズラ(吸い葛)」という名前もどちらも「蜜を吸う」行為に由来しているのは、興味深いですね。

ジャパニーズ・ハニーサックル

スイカズラ(学名Lonicera japonica)は5月下旬から花が咲き始めますが、近くに行っただけで濃厚で甘い香りがします。そのような香りのよさもあって、「ジャパニーズ・ハニーサックル」と呼ばれ19世紀初めに園芸植物としてヨーロッパや北米に渡りましたが、逃げ出したものが繁殖し今では厄介者扱いされているようです。(*1)

(写真をクリックすると拡大)

花のもつ内部空間

スイカズラも、ハニーサックルも、花の形の特徴の一つは花冠の根本が細長い筒状になっていて唇形をしていることですね。深い奥行きのある形、内部に空間をもった形をしています。

スイカズラ

スイカズラ

 

ハニーサックルのフラワーエッセンスは、意識が過去に留まったまま前に進めないようなときに、過去に使っていたエネルギーを今に向け直し創造的に使えるよう助けます。

花を観察していると、花の内部空間の奥にある蜜と、心の奥にしまわれた過去の記憶とが重なります。

スイカズラの花が今を盛りに咲いているとき、花の奥にある蜜はそこに留まっているだけではなくて、風の力で周囲の空間に甘い香りを漂わせています。

 

香りと過去の記憶との無意識的なつながり

フラワーエッセンスがつくられるハニーサックルの花は夕方に香りが一番強くなるようです。(*2) ということは、主に夜に活動する蛾などの昆虫が受粉を助けていると考えられます。

香りは過去の経験の記憶と結びついていることがよくありますが、ハニーサックルの香りが昼間ではなく夜に強くなるのは、ハニーサックルのエッセンスが過去の記憶との無意識的なつながりにはたらきかけることに関連しているのかもしれません。

パターンになってしまった過去とのつながりが緩んで、過去へ向かって流れていた意識のエネルギーを今をよりよく生きることに向けられます。

ハニーサックルのタイプが本来もっている可能性の種子は、大切な過去の経験を心の奥にしまって変化に背を向けるのではなくて、その経験のエッセンスを受け取り、そこに置いてきた可能性を今ここに自由に広げていく力です。

 

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*1:松岡敏郎/山原修二 『京都の薬草百科』京都新聞社, 1986, p127

*2:ジュリアン・バーナード(谷口みよ子訳) 『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき  2013, p.262

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