フラワーエッセンス集中研修2023春を終えて(前編)
集中研修2023を振り返って
ゴールデンウイークの真っただ中、
5/3~5/5に岡山県美作市上山で開催した
フラワーエッセンスの集中研修から
1か月が経とうとしています。
この2泊3日の経験について
少しずつ言葉にしていけたらと思っています。
よろしければお付き合いください。
虹…天と地に架かる橋
研修開始の2時間ほど前、
民宿の前の一面レンゲソウの田んぼに行ってみると、
空には鮮やかな虹が出ていました。
普段は「あっ、虹だな…」くらいの
テンションなのですが、
このときの虹には、なぜか心が踊りました。
雨が降ったわけでもないのに
鮮やかな色がゆっくり空を渡っていく。
それを見ていると、
これから始まる研修を
この地の自然が歓迎してくれている、
そんなふうに感じられました。
虹は多くの神話で
天と地の間に架かる橋だとされています。
この形ある世界と形のない世界をつなぐ虹…。
考えてみれば、この研修を通して
体験していただきたいことは、
両方の世界がつながるときの感覚です。
自然や植物を通して
内と外が一致しているときの感覚です。
その意味で空に偶然現れた「虹」は
研修そのものを象徴しているようにさえ
感じられました。
花に会いに行く
午後2時から始まった研修1日目は、
フラワーエッセンスをつくる花を選ぶために、
里山を歩きます。
昨年は現地(大見谷・おおみだに)まで車での移動でしたが、
今年は歩いて行ける道を復活させたので、
その道を歩きました。
「復活させたので」とさらっと書いてしまいましたが、
地元のサポートスタッフの方たちの協力があって
はじめて可能になったことです。
実はその後も何度か無理かもしれないと
思うこともありましたが、
必ず何とかなるはずと試行錯誤を繰り返した結果、
笹の中に埋もれていた古い道を
復活させることができました。
まったく新しい道ではなく、
古い道が復活したということに
個人的にはすごく意味を感じています。
そのことについては
また改めてお話しできればと思います。
そういう道を参加者の方たちと歩くのは、
それだけでも心が満たされる経験でした。
その道を通って参加者の方それぞれが
自分と響き合う花に会いに行かれるわけですから。
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